2020/06/29 18:25
現在、市販されている電気蚊取りマットや液体電子蚊取り器、渦巻き蚊取線香は、すべてアレスリンやフラメトリンといったピレスロイド系の強力殺虫剤が使われています。
空気中に殺虫成分を飛散させるために発熱装置を用いたものが液体タイプやマットタイプ、線香に点火して煙とともに飛散させるのが蚊取線香です。どちらも有害成分は無色で目には見えません。無臭の電子蚊取り器などにおいては全く無意識のうちに多量の農薬を吸引させられていることになります。
この農薬は、昆虫に対して神経毒性として作用し、少量で強い殺虫効果があります。人体への急性毒性では吐き気や頭痛、風邪に似た症状を引き起こし、突然変異性や発ガン性も疑われています。
蚊取線香は、明治時代に発明された日本発祥のすぐれもので、初めは粉末で使用されており、それが棒状の線香になり2~3時間使えるようになり、そして明治30年頃、日本人女性の発案で現在のうず巻き状になり一晩中使用可能となりました。
初め主成分は除虫菊(シロバナムシヨケギク)というユーゴスラビアからやってきた天然の植物が原料となっていました。ところがよくあるパターンで、戦後になって除虫菊の成分のピレトリンの構造がわかるやいなや化学的な成分の合成ピレスロイドにほとんどの蚊取線香で使われるようになってしまったのです。
背景には戦後の食糧難で当時世界最大の輸出国だった日本の除虫菊の畑が食料用の畑に変わっていったことも挙げられます。
今では、日本から除虫菊畑はまったくといっていいほどなくなってしまい、一般にはアレスリンなどの合成ピレスロイドを主成分とし、色や臭いをつけた商品のみが出回っています。無着色・無香料などの商品も出回っていますが、主成分は通常のものと大差ないものがほとんどのようです。
そこで、昔ながらの除虫菊のみを主成分とした無着色・無香料の蚊取線香をおすすめします。木粉の量をギリギリまで少なくしていますので、煙たさもだいぶ軽減されています。また、使っていても体にだいぶラクな感じがします。品質・安全性ともに自信を持ってお勧めします。
チャンプールでは、キントビ蚊取り線香、カエル印の蚊取り線香、菊花線香の3種類を取り扱っています。
蚊取り線香皿の取り扱いもあります。
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